薄暗い道。赤いちょうちん。ぼろい看板。モクモク煙…。決してオシャレとは言えない。いや、全然オシャレじゃないけどそれが逆にイイ。そんな焼肉店が大阪の下町には数え切れないほどたくさんあります。
今回の特集では、そんなお店の中でも特に「うまい!」と思ったお店を6店ご紹介します。大阪でよくご飯を食べる人はもちろん、大阪旅行の予定を立てている方にもぜひ読んでいただきたい内容となっております。
50店以上の焼肉を食べ歩いてきた筆者が厳選する「シブい焼肉選抜」。必見です😁
【豊中】かっぱ梶岡
江坂駅からタクシーで5分。歩いて行くにはちょっと遠い『かっぱ梶岡』は、真っ暗な住宅街にポツンと構えているお店です。グルメ仲間から「クソ美味い」という口コミをいただき、お邪魔することに。
ツラミ
強烈な印象を受けたのが「ツラミ」。
ぎゅっと凝縮された和牛の旨味が、噛むたびに口に中で炸裂します。歯ごたえは強いけど硬いワケではない、不思議に魅力を持つおいしいお肉。オンザライスで食べた瞬間の幸福感は圧倒的です。注文必須👍
はらみ&スーパーはらみ
美しいビジュアルの2種類のハラミ。
サクサク食感と霜降りジューシーの二刀流。個人的にスーパーはらみより通常のはらみの方が好き。こちらもオンザライスで。
家庭的な店内は意識せずともリラックスできる素晴らしい空間です。「大阪の下町焼肉」とググったら一番上に出てきそう。10人までのカウンターと4人掛けテーブルが2卓。
・お席:カウンター10席.テーブル8席 ・全面喫煙可能 ※2019年11月14日来店
・平均予算¥4,000~¥7,000
・定休日:月曜日
・営業時間17:00~24:00
【布施】順
近鉄布施駅北口から歩くこと約3分。あたたかい季節はほぼ屋台スタイルで営業していて、シブい雰囲気を辺りに振りまいています。高架下沿いということもありシブさ全開。本記事のコンセプトにピッタリです🤩
わさび焼き(サーロイン)
サーロインの脂がワサビで緩和されていて、ジューシーかつサッパリという新しい美食体験を与えてくれました。お肉は当然のように上質。甘味のある肉汁が証明です。最高。
スマホは構えたくなる豪快なビジュアルも魅力の1つ。初めて食べたということもあり、記憶に強烈に残っています。
タン三種盛
- タンモト
- タンツラ
- タン先
牛タンのフルコースです。全部うまい。
タン刺
タンとは思えないほどの美しいサシが印象的でした。口の中でとろけるような食感は、うまいを通り越して「幸せ」です。
カレー
牛肉の旨味が溶け込んだカレーでシメ。
いい意味で汚い店内は雰囲気バツグン。ザ・下町焼肉といったところでしょうか😊
・営業時間:適当(食べログ表記笑) ・お席:カウンター8席のみ ・全面喫煙可能 ※2019年8月15日来店
・¥5,000~¥8,000
・休み:不定休
【塚本】焼肉一丁目
西淀川の真っ暗な住宅街にポツンとかまえるのが『焼肉 一丁目』。地元民に50年以上も愛される超超超老舗店です。口コミがなければ絶対に入らないであろう外観は、シブイという言葉以外見当たりません(笑)。
ハラミ
比較的霜降りが多く、同時に脂も多いのですが、重たく感じることはありません。
そしてこのネギとニンニクがたっぷり入ったタレが最高なんです。とてつもなく口が臭くなるけど、それでも許せる美味さ。気にせずたっぷりつけちゃってください。
ツラミ
弾力がありながら筋っぽさは感じない、食べやすい仕上がりのツラミです。こちらもタレ→オンザライスでいただきましょう。
メニューの黄ばみ具合がもう老舗😁
・お席:カウンター.テーブル.座敷 ※2019年10月27日来店
・JR塚本駅から徒歩約8分
・予算¥4,000~¥7,000
・個室:ナシ
【城北公園通】焼肉ちょうちん
城北公園通りから徒歩3分ほどの場所にある『ちょうちん』。大人と同じぐらい背の高いちょうちんが目印です。周りは静かな住宅街で薄暗いだけに、外観が一際目立ちます🙆♂️
特選ヒレステーキ
名物はこちら「ヒレステーキ」です。
想像していた以上にしっかり目に焼いて
その場でカットしていただきます。
思っていたヒレとは違いましたが、赤身の強い味わいが印象的でおいしかったです。
上ロース
とろっとろの歯ごたえが最強。うまい。
メニューの写真を撮ろうとすると「やめてください!」と言われてしまいました(笑)。なんと言うかまあ、昔ながらのお店という感じが強く、ある意味「観光気分」で楽しむのが良いかもしれません(笑)。
・お席:カウンター、テーブル、掘りごたつ ・個室:ナシ ※2019年1月22日来店
・城北公園通から徒歩約3分
・平均予算¥5,000~¥9,000
・定休日:火曜日
【大正】たつみ
津守駅から徒歩20分。車orタクシーがオススメの大正エリアの老舗焼肉です。アクセスは良くないけどいつも混んでる人気ぶり。庶民的な雰囲気が外観からぷんぷん漂います😋
特上ヘレ
誰がなんと言おうと圧倒的にうまい。
外側をかるく焼いて中はレアで食べましょう。赤身肉なのに、力をかるく入れるだけでサクっと噛み切れる感動的な食感。絶対に注文するべき希少部位です。
ネギタン(数量限定)
厚切りタンの切れ目にネギを詰めたインスタ映え不可避のメニュー。味も一級品で、適度な脂とネギのシャキシャキ食感が絶妙なコンビネーションを発揮しています。
モクモク煙が充満する店内は「ザ・下町焼肉」。大阪の中心地から遠いけど、ぜひ一度足を運んでほしいお店です。
・津守駅から徒歩20分(車がオススメ) ・営業時間17:00~22:30 ・お席:テーブル4卓.カウンター11席 ・全面喫煙可能 ※2019年3月31日
・予算:¥5,000~¥9,000
・休み:月曜日
【西九条】安兵衛
西九条駅すぐの高架下にある老舗焼肉「安兵衛」。これまで紹介したお店と同じく外観からシブイ雰囲気がただよいます💪
タン
細かくカットされているのに物足りなさは感じない上質な牛タン。心地良いサクサク食感のおかげでいくらでも食べていられそう。
ハラミ
ほどよくサシの入ったハラミは分厚くカットされていて、まあ絶品です。お肉本来の旨味が口の中で暴れ回ります。
肉汁と同時にヨダレまで染み出る白飯必須のジューシー和牛。注文必須です。
店内写真の撮影を忘れてしまいました。下町焼肉の象徴のような内装で、肩肘張らずリラックスして過ごすことが出来ますよ😊
・営業時間17:00~23:00 ・お席:カウンター、テーブル ・個室:ナシ ・貸切:可能 ・全面喫煙可能
・西九条駅から徒歩30秒
・平均予算¥3,000~¥6,000
・定休日:月曜日
まとめ
いかかでしたか?
焼肉と言えどひとくくりにすることはできません。誰もが知る高級店からあまり知られていない大衆店まで。値段、アクセス、スタイルなどなど個性はそれぞれ違います。
そんななか今回は「シブくて安くて旨い」というカテゴリーに絞りました。満足度は保証します。この記事を保存して、タイミングが合えば足を運んでみてください🙆♂️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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