・営業時間:11:00~14:00.17:00~21:00 ・お席:カウンター6席.座敷部屋20席前後 ・個室:ナシ ・貸切:可能 ・専用駐車場:ナシ ・全面喫煙可能 ※2019年3月25日来店
・JR福島駅から徒歩約2分
・¥1,500~¥5,000(ランチ)
・休み:日曜日
いつもより少し多くランチにお金をかけられるなら『ふな定福島庵』をオススメします。最高級備長炭で焼き上げた国産鰻はとてつもなくフワフワで大満足間違いなし。意外にも貴重な関西風うなぎの魅力をお伝えします。
店舗情報
外観
JR福島駅を出て南に歩くこと約2分。なにわ筋から1本入った路地にひっそりと構えています。のれんの『鰻』という文字が目印で、焼いている様子を外から覗くことができますよ。
内観
外観と同じく、店内にも昔ながらの落ち着いた雰囲気が漂います。1階はカウンター6席のみ。2階は掘りごたつ座敷が20席ほど。今回は2階にお邪魔しました。
お食事
メニュー
ひとえに鰻屋といえどメニューは豊富です。定番の鰻丼、鰻重から、蒲焼き定食、白焼き定食まで幅広い。
『まむし丼』とはご飯の中にうなぎが隠れている料理で、使っている食材はうな丼と全く同じ。昔は、こちらがオーソドックスな食べ方だったそうですよ。
上うな重(吸物付)
うなぎが⅘尾入った『上うな重』を注文しました。
関西風だけに、直火で焼かれた皮はパリッパリ。蒸さずに焼き上げるからこそ実現する食感です。かと思えば肉厚ふわふわな身が待ち受けていて、コンビネーションに魅了されること間違いなし。
重箱に入って登場する様は、見ているだけでワクワクしますよね。
うなぎ丼(吸物付)
同行した友人は鰻丼を注文しました。
おなじくパリパリフワフワ食感の鰻と、ご飯のバランスが非常にいい。予算が気になる方はこちらをオススメします。
鰻がおいしいのは当然なのですが、ご飯にも注目してください。べたっとしていないから鰻の邪魔をすることがなく、かつ、タレとの絡みが抜群にいいんです。上質な鰻の魅力を何倍にも増幅させています。
予算
💰約¥5,000(2人)💰
ランチにしてはお高めなので「贅沢しても良いかな…」という日に足を運んでみてください。とはいえ、うなぎ丼や定食系なら¥1,000前後で食べることができますよ。
感想
本記事のタイトルにある「意外と貴重な関西風うなぎ」について。
『関西風』と『関東風』の大きな違いは、素焼きのあとに蒸す行程があるか無いかです。『関東風』は、蒸すことでうまれるふわっととろけるような食感が特徴。一方、『関西風』には蒸す工程がないためパリっと香ばしい風味が生まれます。
この『関西風うなぎ』を提供するお店が少ないといわれています。関西にある鰻屋でも『江戸前』をうたっている場合が多いため「ふさ定福島庵」は貴重な存在ということなのです。
焼き方にも違いがあって、『関西風』が腹開き、『関東風』が背開き。地域ごとの違いを知っておけば、楽しさが増すのではないでしょうか。
ディナー
夜には、ほたて貝柱、するめいか塩焼きといった海鮮系のおつまみがメニューに並びます。美味しいアテと共にお酒を飲んで、シメに鰻重…。想像するだけで高まりますね。
貴重な関西風うなぎを味わえる『ふな定福島庵』。ぜひ一度、足を運んでみて下さい。
ふな定福島庵 (うなぎ / 福島駅、新福島駅、中之島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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