【北新地】『旬彩軒 みずの』~概念をぶちこわす酢豚が大阪・北新地の地下に。隠れ家中華でオトナのひとときを~

『旬彩軒 みずの』
・北新地駅から徒歩約5分
・予算:¥5,000〜¥6,000
・休み:日.祝

・営業時間:(月〜金)18:00〜27:00(土)18:00〜23:00

・お席:カウンター.テーブル

・個室:アリ、貸切:可能、全面喫煙可

※2019年3月8日来店

北新地の地下という特別感バリバリの『旬彩軒 みずの』。和テイストの中華料理が楽しめるお店です。和食修行経験のある店主が作る料理は、どれも一手間加えられたモノばかりで、楽しさを提供してくれました。

 

 

店舗情報

外観

北新地駅から歩くこと約5分。立ち並ぶオフィスビルの一角、堂島リンデンビルの地下1階です。

 

同じフロアに中華料理店が2つあるのですが、奥に構えているのが「みずの」さんです。

 

ふらっと立ち寄ることはないであろう、隠れ家的お店。。赤基調で竹をあしらった上品な外観からは和食屋のような雰囲気が漂います。黒色の重厚な扉を開けると…。

 

内観

店内もやはり上品。中華料理特有のわちゃわちゃした様子は一切なく、落ち着いた空間が広がっています。お席はカウンター8席とテーブル2卓。テーブルはカーテンで仕切ることができるので、半個室としても利用できます。

 

 

お料理

カマンベールチーズの紹興酒漬け

お通し

インパクトあるお通しからスタートです。紹興酒の独特な香りや味をハチミツがマイルドにしているおもしろい一品です。初体験でしたが、料理の最初にもってこいだと感じましたね。

 

ピータン

¥500

独特の臭みを嫌う人が多いですが、わたしは嫌いじゃないです。

 

小籠包

¥600(3個)

やや厚めの生地を噛み切ると肉汁がぶわっと広がります。スープとしても楽しめる。

 

 

焼売

¥600(3個)

挽肉と少しのエビが入っていました。薄皮で肉厚だから「肉感」が非常に強い。マスタードで。

 

焼ギョーザ

¥780

ちなみに小籠包、焼売、餃子は1人前3つなのですが、人数に合わせてくれるので心配無用です。

 

野菜と春雨の縞春巻き

¥600

パリッパリの皮とシャキシャキ野菜が絶妙にマッチしていました。餃子と同じくあっさりした味わいで、食べやすさが記憶に深く残っています。

 

酢豚盛り合わせ(黒酢&赤酢)

¥2,000(左:黒酢.右:赤酢)

誰がなんと言おうと美味しいゲキオシメニューです。赤酢はヒレ肉を使っていて、さっぱりした仕上がりが印象的。そして、なんといっても…、

 

黒酢が感動レベルに美味かった。カリカリに仕上げられた外側を噛み切ると、とんでもなくジューシーなバラ肉が登場。旨味が口の中を支配して至福の時間をもたらしてくれます。

 

これまで食べてきた酢豚は、崩れるようなとろける食感ばかりでしたが、想像の斜め上をいきました。酢豚のためだけに来ても良いレベルに美味しい。必ず注文して下さい。

 

担々麺(汁なし)

¥1,200

パスタのようなオシャレな盛り付けでも、担々麺。ヒーヒーするまではいかないけど、ドシッとくる『深い辛さ』が印象的。黒胡麻の深い味わいと大きい挽肉が強い食べ応えを生んでいます。新感覚のシメメニュー。ぜひ味わっていただきたい。

 

担々麺(汁あり)

¥1,200

汁ありはこちら。一般的な担々麺より多い黒胡麻がこの色の理由です。

 

アンニン豆腐

¥500

最後は定番デザートで。濃厚な甘さが口の中をリセットしてくれました。

 

 

お酒

紹興酒

ストレートまたはロックで頂くのが一般的ですが、慣れていないためソーダ割りにしちゃいました(笑)

 

日本で飲めるお酒はだいたい楽しめるようになりましたが、紹興酒はまだなんとも…。慣れていって、美味しく感じるようになりたいですね。

 

 

予算

💰約¥12,500💰(2人)

 

ビール4杯、紹興酒2杯でこちらの値段。「北新地で中華」と考えれば平均的ではないでしょうか。

 

接待向けコースなど、¥4,000~¥8,000まで計4種類の特別コースが用意されています。半個室がありますので、大事な食事会の時に注文しても良いかもしれません。

 

 

食材

熊本出身のシェフが、季節に応じた具材を中華料理に落とし込んでいます。小籠包、フカヒレ、マーボー豆腐などの定番系に留まらず、「なにわ黒牛オイスタソース炒め」などなど、和牛を使用したメニューもありました。

 

メニューは季節によって変わるそうなので、次は秋頃にお邪魔したいと思います。

 

¥2,000(左:黒酢.右:赤酢)

 

 

感想

店名の由来になっている店主の水野亮(みずのまこと)さんは、北新地の割烹料理店で修行を積み、2006年8月に東天満「旬彩軒」をオープン。その後、2012年3月に北新地に移転してきました。

 

和食修行の経験からあっさり系の中華料理を作られているそうです。また、熊本出身ということで『タイピーエン』や馬肉を使った料理も。その手腕が注目され、テレビなど多数のメディアに取り上げられた経験もあります。

 

大阪だけでも数々の中華料理店にお邪魔してきましたが、『和』の要素を入れ込んだお店は新鮮でした。同じジャンルとはいえお店によって色が変わるのが中華料理の特徴。その中でも『旬彩軒 みずの』さんは異彩を放つ存在です。

 

 

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夜総合点★★★☆☆ 3.6

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