【本町】『韓味一 朴邸』~大阪で韓国宮廷料理を堪能。参鶏湯は美味すぎて笑いが止まらなかった~

『韓味一 朴邸』
・本町駅から徒歩約5分
・予算:¥6,000〜¥10,000
・休み:日曜日

・営業時間:17:00〜23:00

・お席:テーブル

・個室:アリ

・貸切:可能

・専用駐車場:ナシ

・完全禁煙

※2019年3月7日来店

韓国宮廷料理をベースとした韓国料理フルコースを楽しめる『韓味一 朴邸』。名物・サムゲタンがとにかく美味いと聞いてお邪魔したところ、想像通り、いや、想像以上の衝撃を受けることになりました。四つ橋筋にひっそりたたずむ名店。その魅力を皆様にお伝えします。

 

 

店舗情報

外観

本町駅の25番出口を上がって四つ橋筋を北に歩くこと5分。靱(うつぼ)公園向かいのひっそりとした場所に構えています。高級感漂う表札が良いですね。テンション上がります。

 

 

内観

※写真なし。

 

テーブル6席、掘りごたつ12席、個室2部屋で、計26席が用意されています。

 

最大8人まで入れる個室はデートや接待にうってつけ。また、貸切も可能ですからさまざまなシチュエーションで利用することができます。上品な空間の店内には著名人のサインがたくさん飾られていましたよ。

 

 

韓味一朴邸フルコース…¥7,000

鶴橋の『韓味一』本店で40年愛され続けたコースを、そのまま楽しむことができます。コースは¥5,000~¥8,000の4つ。今回は¥7,000のフルコースを注文しました。

 

前菜盛り合わせ

種類は以下↓(全部ではないかも)

  • 韓国海苔の佃煮
  • 白菜キムチ
  • 豆もやしナムル
  • 水菜ナムル
  • 茗荷ナムル
  • チャプチェ
  • ワタリガニのケジャン
  • 高麗人参の刺身
  • 豚頰肉
  • サンナッチ

韓国料理はなんといっても「辛い」のが特徴。しかし、こちらの前菜で辛く感じたのは「白菜キムチ」くらい。他は旨味のしっかりした料理ばかりでした。

 

アッサリかつ濃厚な味付けのナムルや、はちみつを付けて楽しむ「高麗人参の刺身」などなど、独特で美味しい食材ばかり。特に気になったメニューを2つ紹介します↓

 

サンナッチ

タコの踊り食いです。写真では伝わりませんが、うにょうにょ動いているタコを強引に食べるのは勇気が必要。初体験だと躊躇してしまいます…(笑)

 

口に入れてすぐに噛まないと吸盤が吸い付くという珍体験付き。インパクトのある料理ですが、しっかり美味でしたよ。

 

活ワタリガニのケジャン

タレの辛さ×身の甘さが交互に襲ってくる料理。見た目は劇辛ですがそのバランスが適度で、絶妙な旨さを誇ります。ビニール手袋を付けてかぶりつきましょう。

 

※「韓国海苔の佃煮」は瓶で販売されていて、コースに+¥1,000すればお土産として持ち帰ることができます。

 

鮑粥(北海道ウニ乗せ)

やさしい味わいのお粥にアワビがドカン。お口直しと思いきや、個性が強くてめちゃくちゃ美味しかったです。おかわりしたいくらい。

 

 

佐賀牛特上クラシタロース&豚骨つきカルビ

豪快な肉メニューの登場。美しいサシの入ったクラシタは予想通り口の中でとろけます。

 

クラシタ(鞍下)とは肩から背中にかけてのロース肉で、美しさ、香り、味のバランスに定評があります。リブロースと連結している部位だけど、リブロースより赤身成分が多め。

 

つまり、赤身特有の旨味とサシのとろける食感を同時に楽しめる夢のようなお肉なのです。

 

店員さんがお席で焼いてくれます。韓国焼肉の基本スタイルだそう。

 

ただ、上の写真で2人前なのですが、量がめちゃくちゃ多く、重たく感じてペースが落ちました。大食いの2人が音を上げるほどですから覚悟しておいた方が良いです(笑)

 

参鶏湯

「韓味一」の名物。すでに満腹だったけど、参鶏湯を食べないと帰れません。

 

食べやすいよう崩してくれます

 

結論から言うと、最高でした。

  • ほろほろで絶妙に柔らかい鶏肉
  • コラーゲン炸裂のとろとろスープ
  • そのスープで炊かれたもち米

3つの絶妙ハーモニーが感動を与えてくれて、笑いが止まらなくなります。

 

名だたる食通や著名人が、〝サムゲタンのためにリピートする〟ほど。韓国料理経験が少ない私でも衝撃を感じることができました。

 

 

デザート

「ゆずシャーベット」でコース終了です。

 

 

予算

💰約¥20,000💰(2人)

 

ビール、マッコリを2杯ずつでこの値段。日本で食べる韓国料理の相場だと高級の部類に入るそうですが、このクオリティなら大満足です。

 

コースは¥6,000~¥8,000で4種類。2人で来店すると手間賃で¥1,000上乗せされるので覚えておきましょう。

 

 

食材

本場・韓国から空輸で仕入れる食材がほとんどですが、焼肉メニューに使われていた佐賀牛は国内の食材ですね。

 

 

 

感想

ベースとなっている「韓国宮廷料理」は、

 

陰陽五行思想に基づき

  • 五味(甘、辛、酸、苦、塩)
  • 五色(赤、緑、黄、白、黒)
  • 五法(焼く、煮る、蒸す、炒める、生)

をバランス良く取り入れた献立で、全体的に上品で、淡泊な味わいが特徴の料理なんです。

 

「韓国料理」と聞いて思い浮かべる辛さとは少し違い、料理の旨味をじっくり味わうことができました。韓国料理経験が浅い私ですが、「韓味一 朴邸」は自信を持ってオススメできます。

 

 

韓味一 朴邸韓国料理 / 本町駅肥後橋駅淀屋橋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7

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