2021年8月1日から大阪府に緊急事態宣言がまたまた発令されます。飲食店に対して営業の自粛または縮小の要請が下るでしょう。1年前ならまだしも、ワクチン接種が進み、重傷者数や死者数が激減している現状を見れば、飲食店にとってはあまりにも無慈悲です。ということで、微力ではありますが、逆風の中でも通常営業を続けるお店を公に応援することに決めました。
その取り組みのひとつとしてインスタグラムで「遅くまで営業しているお店」を募集し、希望者に共有しました。今回の対象エリアはミナミ。その中で複数人がおすすめしてくれた『焼肉ホルモンちはら』に行ってきたのでレビューをお届けしますね。
心斎橋 徒歩約5分
想定予算¥5,000〜¥8,000
定休日:火曜日、営業時間19:00〜翌3時(曜日で変動)
お席:カウンター、掘りごたつ計30席ほど
個室:ナシ、喫煙:可能
※2021年7月時点の情報※
心斎橋の深夜までにぎわうお手頃焼肉
繁華街に仁王立ちする白くて大きいちょうちんが目印です。
外からは覗けないシークレットなドアを開けると。
手前左にカウンター席が、奥には掘りごたつ席が展開されています。金曜日ということもあってか、仕事終わりのビジネスパーソンが酒を酌み交わし、肉に舌鼓を打っていました。
サーロインに見えなくもないツラミ
これだけたっぷりサシが入ったツラミは珍しいです。遠くから見たらサーロインかなんかと見間違えてしまいそうです。
ツラミは焼きすぎ注意。焼きすぎると硬くなってしまいます。
ややレア部分が残っているぐらいのタイミングで引き上げて、
ライスにズドンです。うまいです。サシによるジューシーさがありながらツラミ特有の歯応えも健在。噛んでも噛んでも旨味がなくならず、飲み込むのがもったいないと感じてしまいます。
意外としつこくないハネシタロース
見るからに脂っこく、見るからに胃もたれしそうなビジュアルですが、実はさっぱりしていてペロリと食べられるハネシタです。あばらに続く肩ロースの希少部位。肩ロースの中でもっとも脂が多いと言われています。
ツラミと同じく焼きすぎないように気をつけて…。
余熱を駆使しながら…。
レア残しでいただきました。うまいです。旨味を引き立てるのがワサビ醤油。酸味と辛味がハネシタの旨味をアップデートしてくれます。あれだけサシが入っていたのに1人3、4枚はペロリといけちゃいました。
シンプルさがイイ薄切りタン
塩こしょうとレモンタレがたっぷりかかった薄切りタンです。厚切りでもなく、ニンニク入りでもなく、変わった調味料と合わせるわけでもないシンプルなタンがうまかった。
薄切りタンは片面だけ焼いていただくのが私のポリシー。焼き面のカリカリとレア面のトロトロを同時に味わえるのでおすすめです。ちなみに別でレモンを出してくださいましたが個人的にはそのままでもいいかなと思います。
小皿で展開されるハイレベルなお肉たち
並ハラミ
焼きレバー
ハート刺し
センマイ刺し
もちろんお酒もいただけます
それでいてリーズナブルなんです
約7000円
正直この値段はあまり参考にならないかと。めちゃくちゃ食ってめちゃくちゃ飲んだので、平均の客単価は5000円前後に収まると思います。
近くのお店
『ホルモンちはら』徒歩圏内のお店。
予約する
やむをえず営業自粛または縮小の要請に従う飲食店さんはあると思います。苦渋の決断だと思います。そんな中でも生き残るために通常営業に舵を切ったお店を全力で応援したいなと思います。「あのおいしいお店も通常営業してるよ」といった情報はガンガン受け付けています!
ホルモンちはら (焼肉 / 長堀橋駅、日本橋駅、近鉄日本橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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