【谷町九丁目】『柳井』～大阪にある実家のようなお店で多彩な料理を食べたら全ての悩みが吹き飛んでいった～

知る人ぞ知る谷九の名店『柳井』。季節に応じた食材を上品に調理し、提供してくれるお店です。メニューに名を連ねる料理はジャンル問わず驚くほど多彩で、一度だけでは味わいきれません。そんなお店の魅力を、皆様にお届けします。

店舗情報

外観

谷町九丁目６番出口を出てすぐのところに構えています。昔ながらの居酒屋さんという感じで、一見さんでも入りやすい雰囲気。人気店だけに、席の確保は容易ではありませんが…。

内観

店内にはまるで「実家」のような落ち着いた空気が漂います。掘りごたつとカウンターの計２０席。今回は、目の前にネタケースがあるカウンターにお邪魔しました。海鮮系や豪快なお肉を見ながら楽しみます。

お料理

近大養殖本まぐろ2色造り

¥1,500(赤身.トロ、写真は2人前)

惚れ惚れするほど鮮やかなマグロは、赤身、トロ共に絶品でした。

赤身は一口食べるだけで新鮮さが伝わってきます。そして、トロの美味さは悶絶レベル。肉厚なのに口の中でとろけていく瞬間は至福として言いようがありません。注文必須です。

梅水晶

￥450(サメ)

サメの軟骨はクセになるコリコリ食感で、お酒が進む！また、梅のしょっぱさは、嫌に感じるラインぎりぎりまで攻めていて、パンチが効いていました。

北海道ボタン海老２尾造り

￥1,200

北海道産の肉厚なボタンエビを贅沢にいただきます。口の中を占拠するほどのボリュームで、弾力あるブリブリ食感は誰が食べても「美味い！」と叫ぶはず。

国産のボタンエビは秋～春が旬で、来店した３月はドンピシャでした。引き締まった身の感動は忘れられません。来シーズンも必ず食べにいきたいと思います。

鹿児島 和やか黒豚 あっさりロースカツ(おろしポン酢）

￥1,000

一口サイズに切り分けられたサクサク食感のロースカツ。余分な脂は一切なくヘルシーな仕上がりでした。

食べ方は３種類から選ぶことができます。

• おろしポン酢
• デミグラスソース
• 餡かけ玉子とじ

今回はおろしポン酢だったので、次回は別の食べ方でいただこうと思います。

浪速の明太子 しそ巻き天ぷら

￥600

サクサク衣を噛み切ると、中にはほろりと柔らかい明太子が。間に挟まっている紫蘇がほどよいアクセントとなっています。女性が好みそうな一品。

芋もちチーズのバター醤油焼き

￥600

注文前のイメージと大きく違いましたが、美味しかったです。バターの甘みがめちゃくちゃ強くて、どちらかと言えばデザートっぽいメニューでした。

シーフードクリームパスタ

￥1,600

エビやホタテ…。ヘルシーな海の幸がぎっしりつまったクリームパスタは、非常に濃厚な味わいでシメにぴったりです。

シメのメニューは充実しています。

• おまかせにぎり５貫
• 浪速の明太子おにぎり
• まぐろいっぱい醤油漬け丼
• あっさりにゅう麺
• 阿波尾鶏のにんにくみそバターラーメン

などなど盛りだくさん。

予算

💰￥11,200(２人）💰

生ビール２杯、生レモンチューハイ２杯、生すだちチューハイ２杯でこの値段。料理のクオリティを考えれば、妥当な値段と言えるのではないでしょうか。

食材

読んでいただいた人はお気づきでしょうが、ジャンル問わず、さまざまな食材が使われています。今回で言えば、刺身に使った海鮮類や、ロースカツなどの肉類、シメのパスタまで本当に幅広い。『てっちり』などふぐ料理もあるという、何度訪れても飽きない仕掛けが講じられています。

感想

事前に抱いていたイメージ。そして、外観、内観を見ても『大衆居酒屋』の印象が強かったのですが、多彩な料理を目にしてガラリと変わりました。

一品一品がハイクオリティな上、他では味わえないようなオリジナリティも備えています。仕事の疲れや人間関係の悩みを抱える人は、一度、『柳井』で癒やされてみてはいかがでしょうか。

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柳井 （創作料理 / 谷町九丁目駅、大阪上本町駅、谷町六丁目駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.7