・営業時間:17:30〜1:00 ・お席:カウンター、テーブル ・個室アリ ・専用駐車場:ナシ ・全面喫煙可能
・新福島駅から徒歩約5分
・予算:¥4,000〜¥5,000
・休み:木曜日
一軒家を改装した落ち着きのある空間で、朝引き鳥の絶品料理をいただける「赫色」。焼き鳥の名店が乱立する福島エリアにおいて、一風変わった楽しみ方を提供してくれるお店です。その魅力を、皆様にお届けします。
店舗情報
外観
新福島駅から歩くこと約5分。奥まった場所に見えてくる赤色ののれんが目印です。和テイストの外観と洒落た小さな扉が、良い雰囲気を醸し出しています。
内観
1階は4人用テーブル、3人用テーブル、カウンターが15席。2階は20人まで入れる座敷席があり、貸し切り可能とのこと。古民家を改装した店内は、肩肘張らず、落ち着いた時間を過ごすことが出来ます。
カウンター席では、店主が調理している姿を間近で見ることができ、臨場感に食欲がそそられます。目の前にずらりと並ぶお酒も良い雰囲気を出していますね。
お料理
鮪の酒盗
お酒のアテからスタート。じっくり漬け込まれていて、辛口の仕上がりです。
お造り盛り合わせ
生つくね、キモ、ココロ、もも肉藁タタキの4種類が丁寧に盛り付けられています。臭みが無いキモ、食感の良いココロ。生つくねは新鮮だからこその透き通るような旨味が特徴。そして、燻してある「もも肉藁タタキ」は独特の香りがたまりません。
さすが朝引き鶏。口当たりから新鮮さが窺えます。醤油に、お好みでわさび、ショウガを合わせていただきましょう。
せせり
焼き鳥ゾーン突入。まずはオーソドックスに塩でいただくせせりから。噛んだ瞬間口の中にじゅわっと広がる肉汁がたまりません。肉厚で弾力のある食感がまた良し。
はつ
塩と「すり下ろし生しょうが」でいただきます。シンプルな塩味の中に、しょうがの辛みと風味が混ざっている一本。独特の味付けに意表を突かれたけど、味わったことのない旨味を経験することができました。
ヤゲン軟骨
こちらも独特な楽しみ方。カレー粉がたっぷり乗せられています。とはいえ辛いわけではなく、ほんのり風味が香るだけで鶏の邪魔はしません。おもしろい食べ方ですね。
背肝
自家製タレと「ブドウ山椒」でいただく一本。濃厚な脂とクリーミーさが特徴です。
希少部位は「つなぎ」「背肝」「上肝」の3種類あります。この日は夜9時の時点で背肝しか残っておらず…。特に「つなぎ」はかなりの人気メニューだそうですよ。
せせり天丼
まったく新しい〆の登場です。せせりが想像以上にジューシー。噛めば飛び出してくる脂とサクサク衣が合わさって、なんとも言えない、新感覚の美味さが口の中を支配します。
ラーメンや雑炊といった定番の〆メニューももちろん美味いけど、味わったことのない料理に出会うとテンションも評価も上がります。「せせり天丼」。最高でした。
半熟親子丼
最後は王道・親子丼。とろっとろの卵とあっつあつの白米が絶妙に絡み合っています。鶏肉は大ぶりで、ボリューム満点でした。
お酒
前述したように、1階のカウンター席にはお酒がズラリ。全国各地の有名な銘柄が揃っています。今回いただいたのは焼酎だけでしたが、日本酒も豊富とのことです。
朝2時まで営業しているので、焼き鳥を食べ終えてから深く呑むのもアリでしょう。酒好きにはたまらないシチュエーションですね。
予算
💰¥5,000💰
ビール、焼酎を2杯ずつ飲んでこの値段ですからリーズナブルと言えるでしょう。¥4,000〜¥6,000のコースもあります。
食材
その日の朝仕入れた新鮮な鶏を使った料理は絶品揃いでした。焼き鳥は独特な味付け方が魅力的。生ショウガやカレー粉と一緒に食べたのは初めてでしたが、全部美味しくて、驚かされましたね。
地方から取り寄せた塩や黒七味、にんにく醤油、ブドウ山椒、自家製タレなどなど。妥協を許さず取り揃えた調味料は、鳥の旨味を最大限に引き出します。
感想
福島エリアには全国的に有名な焼き鳥屋さんが揃っています。そんな激戦区にあって、味付けなど独特な戦法で勝負する「赫色」さんは本当に魅力的なお店です。
隠れ家的雰囲気と創意工夫の詰まった料理たちに癒やされること間違いなし。是非一度、足を運んでみて下さい^_^
焼鳥 赫色 (焼き鳥 / 新福島駅、福島駅、中之島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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