・営業時間:(ランチ)11:30~14:30(ディナー)17:30~22:30 ・お席:カウンター.テーブル ・個室:ナシ ・専用駐車場:ナシ ・貸切:可能 ・全面喫煙可能(ランチは禁煙) ※2019年3月23日来店
・阿波座駅から徒歩約5分
・予算:¥3,000~¥5,000
・休み:日曜日
四川麻婆豆腐が革命的にうまい『チリレンゲ』。自家製のラー油と山椒油が生み出す味を求めてリピーターが続出しています。吹き出す汗を忘れるほどやみつきになる一皿は、全ての人に味わってもらいたい。他の中華料理も合わせてご紹介致します。
店舗情報
外観
阿波座駅から南東に歩くこと約5分。人通りの少ないひっそりとした場所に構えています。外から店内全体を見渡すことが出来るからふらっと立ち寄りやすい(お席が空いているかどうかは別の話)。
内観
大衆的な雰囲気。どのお席からでも調理場を見られる作りで、カウンター6席と4人掛けテーブルが3つ用意されています。カウンター席には女性1人客もいらっしゃいました。
お料理
メニュー
蒸し鶏のネギ油ソース
刻みネギがたっぷり入ったソースのみ。余計な味付けはされておらず、蒸し鶏本来の旨味を楽しむことができます。オイリーだけどしつこくなくて、さっぱりした味わいが印象的でした。
パリパリ春巻
かぶりつくのを躊躇するくらい大ぶりな春巻です。具は濃味の青椒肉絲(おそらく)で、何もつけず食べてもインパクトは絶大。脇役っぽい印象の春巻きだけど、こちらはメインディッシュ級の存在感です。
青菜のにんにく生姜炒め
口臭として残るであろうニンニク生姜味を、ヘルシーな気分で味わうことができる不思議な一品です。シャキシャキ食感のおかげでしょう。うまい。
鶏の四川唐辛子炒め
唐辛子の辛みが油と共に溶け込み、程良いスパイシーさを生み出しています。と思えば時々甘~いカシューナッツが現れてマイルドにして去っていく。食べていて楽しい料理です。
ちなみに、試しに唐辛子をかじってみたら死にました。火吹きました。要注意です。
四川麻婆豆腐
このお店のMVP。異論は認めません。
舌と唇は麻痺し、額から汗が噴き出してくる。そんな状況なのに、レンゲを持つ手は止まるどころが加速していく一方です。
自家製のラー油と山椒油が生み出すクセのある辛み。たっぷり入っている挽肉の圧倒的存在感。口の中を支配するドロドロ感。全てが折り重なって、悶絶するほどの美味さを生み出しています。
注文の際に『劇辛』や『シビレ増し』を選ぶことができます。とはいえデフォルトでも相当辛かった(辛党ではありません)ので、慎重な選択をオススメします。
自家製杏仁豆腐
麻婆豆腐で荒れた口を休めるために注文したので味はあまり覚えていません。すいません(笑)。これにて食事は終了です。
料理は総じてボリューミー。1品を2、3人でシェアするのに適切です。注文の参考にしてください!
ドリンク
紹興酒や中国の果実酒などお酒の種類はそこそこ豊富です。生ビール1杯¥600は、中華料理店の中では高めの価格設定ですね。
予算
💰約¥10,000💰(2人)
生ビール4杯、ハイボール2杯でこの値段。1品平均¥1000超えがほとんどですが、前述の通りボリューミーですので、合計価格は落ち着きます。
コースは2種類。
- 6品 ¥3,500
- 7品 ¥5,500(いずれも2名様から。前日までの要予約)
予算が気になる方や貸切利用にオススメですね。
食材
麻婆豆腐には自家製のラー油、自家製の山椒油を使用するなど細部までこだわりが感じられます。ラー油は別売りされているので、気に入った方は是非どうぞ。
感想
大将は福島の名店『OIL』出身。メニューやスタイルをほぼそのまま受け継いでいるそうです。麻婆豆腐をはじめとするオイリーな味付けの理由はそれ。名店のDNAを確かに感じる事ができます。
ランチタイムには、婆豆腐を求めた行列が毎日のようにできるそうです。それほど会社員の舌を虜する一品。以前に「麻婆豆腐特集」を作成したのですが、第2弾を作る必要が出てきました(笑)。
最後にもう一度言わせてください。悶絶するほど美味しいので、ぜひ一度、足を運んでみて下さい!
チリレンゲ (中華料理 / 阿波座駅、西大橋駅、西長堀駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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