・営業時間17:00~22:30 ・お席:テーブル4卓.カウンター11席 ・個室:ナシ ・専用駐車場:ナシ ・全面喫煙可能 ※2019年3月31日
・津守駅から徒歩20分(車がオススメ)
・予算:¥5,000~¥9,000
・休み:月曜日
煙が立ち込める空間で、汗をしたらせながら肉を食らう。そんな、昔ながらのスタイルを貫く名店が大阪・大正にありました。最寄り駅から歩いて20分以上かかる立地だけに知る人ぞ知る存在ですが、そのクオリティの高さは食通をうならせます。本記事から、その魅力を感じ取っていただければ幸いです
店舗情報
外観
工場地帯でまわりにお店はなく、ポツンと存在しています。最寄りは津守駅ですが徒歩20分以上かかるため車がオススメ。立地がめちゃくちゃ悪いのにいつも混み合っています。
たまたま近くで仕事があったのでお邪魔することに。外観から、昔ながらの庶民的な空気が伝わってきました。
内観
店内にはさらに昔ながらの雰囲気が。ふらっと立ち寄りやすい一方ロースターがないので煙がモクモク。それもすごい量です(笑)。匂いが付いても良い服装でいきましょう。
カウンター席では和牛を切る様子を見ることができます。豪快でテンション上がります。
お料理
メニュー
メニューが見やすく表示されています。定番系から希少部位までズラリと並んでいて食欲をそそられますね。
キムチ盛り合わせ
キムチ盛りから。レンコンは珍しいかも。
生セン
寄りすぎてちょっとグロテスクですが…(笑)。ぶりんぶりんの食感は今でもすぐに思い出せます。味噌ダレでいただくのも珍しい。聞いたところによると名物メニューだそうで、かなりうまかった。
ネギタン(数量限定裏メニュー)
インスタでめちゃくちゃ話題のネギタンです。通常メニューには載っていない裏メニューで、切り込みを入れた分厚いタンにネギを詰め込んでいます。
美しいビジュアルだけでなく味が確かにハイクオリティ。脂を含んだやわらかいタンとシャキシャキ食感のネギがシナジーを生んでいてたまらなくうまいです。1組1人前限定なので、大事にいただきました。
塩たん
よく見ると緑色の何かが…。実はこれ、青森県産の生おろしニンニクで、肉の旨味を強める貴重な調味料なのです。
タンはやや厚切りで面積かなり広め。ボリュームはかなりのものです。むっちりした弾力ある食感が印象的でした。これもうまい。
はらみ
立派なすじが入っているのにやわらかい。お肉には旨味と少しの甘みが備わっていて白ご飯が欲しくなります。
きも
大ぶりで味もタレも濃厚なホルモン。ビールがすすみます。
特上ヘレ
誰がなんと言おうとうまい極上肉の登場です。
外側だけうまく焼き上げて中はレア気味でいただきましょう。赤身肉でありながら歯を当てるだけで噛み切れる柔らかさは人を幸せにします。感動的にうまい。絶対に注文してください。
冷麺
極端にスープが少ないスタイル。
シメまでめちゃくちゃうまいです。コシの強い弾力ある食感が最高でした。
ドリンク
ビールも多彩。ぜひ飲み比べてみてください。
予算
約💰¥20,000(3人)💰
ビールなど、お酒を10杯ほど飲んでこの値段です。希少部位を頼むか否かで大きく変わると思います。今回は¥3,500の特上ヘレを2人前頼んでいますから、平均予算はもう少し安いかと。
同じクオリティの焼肉を都内で食べたら倍近くの出費が必要でしょう。そう思えば、リーズナブルと言えるのではないでしょうか。
食材
但馬牛をはじめとする全国各地の名牛を使用されています。
表示を見つけたモノだけ紹介します。
近江牛
誰もが知る人気和牛。関西を中心に、焼肉の名店で提供されています。
三田牛
但馬牛の子牛で、三田肉流通振興協議会が指定した生産農家にて25ヵ月以上育成された牛肉のことを指します。
飯村牛
但馬牛の血を引いた栃木県産、茨城県産の黒毛和牛。『飯村農家』をはじめとする農場で生産されており、約850頭しか飼育されていないと言われる希少な和牛です。
感想
工業地帯だからか、現場仕事を終えた男性客が多かったですね。「ガッツリ系」の象徴のようなお店で、細かいことを気にせずとにかくうまい肉を食らいたい、という人にオススメです。
場所が場所だけに広く知られていませんが、一部の食通の間では話題になってきています。ヒレ肉をはじめとするお肉のクオリティは間違いなくトップレベル。下町にある隠れた名店。是非一度、足を運んでみてください。
焼肉 たつみ (焼肉 / 津守駅、西天下茶屋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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