・JR野田駅から徒歩約3分
・予算:¥3,000〜¥5,000
焼き鳥激戦区と言われる福島から少し外れた野田エリアに味、サービス、コスパ、全てを兼ね備えた衝撃的なお店を発見した。2018年3月オープンの新店ながらグルメインスタグラマーの中でも人気急上昇中だ。
店舗情報
外観
野田阪神から南へ歩くこと約3分、地獄谷の西側入り口にある。周りにお店は少なく薄暗いなかでポツンと構えている。
内観
外も中もウッドなデザインで入りやすい雰囲気だ。ハイカウンター7席とテーブル2卓。大衆的で馴染みやすい空気と清潔感が同居していて落ち着ける空間となっている。
お料理
タタキの握り
5mmほどにスライスしたタタキをパラパラのシャリと共に。こちらがなんとお通しだから驚く。ごま油が下味に使われていて、食欲をそそる風味が漂っている。なにより、いきなりお寿司を出してくれるあたりからお店の創意工夫が伝わってくる。
死ぬほどうまいキューリ
韓国風、濃い味のごま油で味付けされていて、箸が止まらない。「死ぬほどうまい」ってネーミングも納得できるほどのうまさ。やみつきになるので、必ず注文してほしい。
造り3種盛り合わせ
新鮮な地鶏を使ったこちらは注文必須。特に印象的だったのは「ハート刺し」で、ハート自体に甘みが備わっている。鳥本来の美味しさにこだわっているとの事だが、その通り、素材自体の旨味をしっかり感じられる。
地鶏のユッケ
炙ったことで出る風味がたまらない。見た目も、味も、満点の仕上がりだ。
王道ミックス炙り焼き
地鶏の人気部位がそろったオールスター的メニュー。関西で食べるもも焼きは本番・宮崎に劣るという印象を持っていたが、ここのは本当に遜色がない。ぶつ切りの玉ねぎが生み出す絶妙な甘みとマッチして、そのままでもうまい。柚子胡椒を付けても最高だ。
肝スペシャル(超レア焼き)
わずかに火の通ったレバーに、ネギとごま油を遠慮なくぶっかけた、健康志向無し、旨さだけを追求した一品。
極上龍の玉子かけご飯
鴨の油で炊いた米と、甘み&旨味がと詰まった「龍の卵」で仕上げた至極の一品。色も味も濃厚でコクのある卵と米が絡み合ってなんとも言えない旨味を生み出している。
鴨雑炊
未体験のやさしい旨味に誰もが魅了されるし、誰もがまた頼みたくなるはず。ご飯ものは他にもお茶漬けや焼きおにぎりなど多様で、楽しみ方がめちゃくちゃ多い。
予算
💰¥8,920💰(2人あたり)
生ビール、最強レモンサワー、日本酒を2杯ずつ飲んで2人あたりでこの値段。料理のクオリティ、サービスの良さを考えれば衝撃的な安さだ。
感想
若くてイケメンの2人が切り盛りしていて、明るく優しい接客は居心地抜群。隅々まで配慮が行き届いていて、たとえば家族連れ用に子供用の椅子やお皿を用意していたり、焼き鳥屋では珍しい全席禁煙だったりするのだ。
串ではなくバラで提供してくれる鶏料理はテンポ良く焼き上げてすぐに出してくれるなど、満足できる要素が揃ってる。料理の腕に加えてサービスも抜群で、しかも安い。言うことなし、大阪屈指の名店だった。
炭火焼鳥 鉄カブト (焼き鳥 / 野田阪神駅、野田駅(阪神)、海老江駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
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