私がグルメを始めた理由
今回は、なぜ私が大阪飲食業界の魅力を発信し始めたか、という話をしたいと思います。
3年前に大学を出て一般企業に就職しました。それなりにやりがいを感じられる仕事内容だったし、不満を抱くような待遇でもなかったため、順調に働いていました。
しかしながら、心のどこかで「本当にやりたいことは何か?」と問い続ける自分がいたのです。学生時代はスポーツ一筋でビジネスに関しての知識はゼロ。だから、やりたいことを明確にできないまま働いていました。
将来への不安を埋めるようにビジネス書を読んだり、経済ニュースに触れてみたり。新しい人生を歩むための準備をしていたとき、見つかったのが「発信」の2文字でした。
YouTuberやインスタグラマー。いわゆる「インフルエンサー」として活躍する人たちの姿を見て、強い危機感に襲われたのです。SNS全盛の時代なのに全く活用していなかった自分を恥じました。そして、なにか発信できることは無いか?と必死に探し始めました。
やたらと会食が多い仕事だったことが奏功します。一般的な会社員では、気軽に足を運べないお店に行くこともしばしば。発信しない手はない!という結論に至ったのです。
ほとんど機能していなかったInstagramのプライベートアカウントに美味しかった料理の画像を上げてみると、それなりの反響を得られました(タグの研究などは最低限した)。
人間とは承認欲求を得ることが好きな生き物です。いくら小さくても、褒められる(イイね)と気持ちが良い。仕事で得られる快感とは違った感情を手にした私は、「これがSNSの力か!」と遅ばせながら痛感したのです。
美味しいお店ならそこそこお金をかけられる性格だったことも後押しして、グルメ専用のアカウントを開設。思えば、「本当にやりたいことは何か?」と問い続けていなければ、今の人生はなかったと思います。
「何ができることはないか?」
と、常に考えて生きていれば、熱意を注げる事が見つかる可能性は上がる。経験上、わたしはそう思っています。
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