・営業時間:18:00〜27:00
・千日前線桜川駅から徒歩約4分
・予算:¥5,000〜¥7,000(飲み物次第)
・休み:不定休
オーナーが厳選した上質なお肉と、ソムリエが厳選した上質なワインを同時に楽しめる。リーズナブルなモノから高級銘柄まで揃っていて、お酒好きにはたまらない環境。食通の中で度々話題に上がっているお店だ。
店舗情報
外観
大阪難波から歩いている距離、なにわ筋沿いの道頓堀川を渡ってすぐのところにある。目印となるパワフルなデザインの看板は有名なイラストレーターが担当されたとか。遠くから確認できるほど、迫力満点だ。
内観
ウッドなデザインで清潔感のある店内は、テーブル席3つ(個室1つ)とカウンターのみでシンプルな作りになっている。
カウンターの裏側にワイングラスがぎっしり並べられていて、ワインへの強いこだわりが伝わってくる。ソムリエがいらっしゃり、お任せで頼めばお肉と相性の良い銘柄を提供してくれる。
メニュー
店内もシンプルならメニューもシンプル。お酒のアテやデザートなどは最小限で、ある種、お店が敷いたレールの上を走りながら楽しむスタイルだ。
お料理
炙りユッケ風
脂多め、良質なハラミが口の中でとろける瞬間はなんとも言えない幸福感に包まれる。黄身、甘めのタレと一緒に舌に絡み付いてくる感じがたまらない。
ハツ刺し
新鮮じゃなければ刺身で食べられないハツを「辛子醤油」で。おろし生姜やゴマ油が定番だが、こちらは違った旨さを提供してくれた。プリプリの食感がたまらなくうまくて、ビールが止まらなくなる一品だ。
生せんまい
特有のコリコリした食感はやっぱりうまい。丁寧に下処理されていて臭みは一切なく、定番のコチュジャンダレでいただく。こちらもビールが進む。
チャンジャクリームチーズ
お酒のアテにバッチリだ。
並タン・上タン
美しいビジュアルにまず魅了される。奥の「上タン」はタンの中でも柔らかい根元だけを使用していて、塩で下味が付いているため軽く炙ってそのまま頂く。鮮度が高いからこそ生まれる「とろとろ感」が最高だ。
並ハラミ・ツラミ・上ミノ
脂と赤身のバランスが絶妙なハラミは、味、食感ともに一級品。なんと生で頂けるほどに新鮮だという。上や特上ではなく並ハラミを注文したが満足できるクオリティだった。ツラミ、ミノ含めて小ぶりだから女性も食べやすいのではないだろうか。
ほかにも魅力的なメニューが多数。希少なハラミ刺しや、ガーリックを挟んでから焼くリブロース、岩塩プレートの上で焼く赤身肉などなど。一風変わったお肉の楽しみ方を提供してくれる。1人前で7.8枚と比較的多いから考慮した上で注文すると良いだろう。
予算
💰¥12,528💰(2人あたり)
値段はお酒によってかなり変わってくる。グラスワインが1杯¥1,000~で、ボトルとなると数千円~数十万円。ワインにとどまらずシャンパンや日本酒も上質な銘柄が揃っている。ただ、料理だけ目を向ければ、オシャレな空間でこれだけハイレベルなお肉を味わえるのだからリーズナブルと言えるだろう。
食材
「太田牛」を使用。兵庫県トップクラスの神戸ビーフ生産牧場と言われる「太田牧場」が自社ブランドとして作り上げた品種だ。年間約600頭の出荷が見込まれ、関東まで出回るのはごくごくわずかという希少な牛肉。
生育環境も素晴らしい。山の中の広大なスペースで育てられているから牛にかかるストレスが少ない。栄養バランスを考慮した独自のオリジナル配合飼料を使うことで高い品質が保証されている。昨2018年には枝肉品評会などで最優秀賞を多数受賞するなど業界での評価も高い。そんなブランド牛と上質なワインを合わせて美味しく無いわけがないのだ。
感想
女性客が多かった。オシャレ、お肉、ワインという女性が喜ぶ要素が揃っているから当然といえば当然ですかね。デートや女子会にも使えるし、男だけの「ガッツリ肉」でも良いし、奥の個室ではコンパや接待なんかにも、用途は多彩です。
花木肉店 (焼肉 / 桜川駅、JR難波駅、なんば駅(大阪メトロ))
夜総合点★★★☆☆ 3.6
コメントを残す