・中崎町駅から徒歩約3分
・予算:¥5,000〜¥8,000
店舗情報
「お客様第一」。飲食店でよく聞くこの言葉、「焼肉 たまき」のサービスを味わうと、気軽に使えなくなるかもしれません。大衆的な雰囲気ながら、都内高級店と同等の和牛を味わえる。味、サービス、コスパ。全てにおいて群を抜く、最高のお店をご紹介します。
外観
中崎町駅から歩いて3分ほど、天五中崎商店街の中に構えている。梅田からでも歩いて行ける距離。近年までシャッター街と言われていたそうだが、最近ポツポツお店がオープンしていて、盛り上がりつつあるエリアだ。
内観
※写真なし
掘りごたつ18席とカウンター8席。清潔感がありながら、着飾ってはおらず、女性や学生だけでも入りやすい雰囲気。煙たさを感じないのも良い。現に、若い女性客が多いそうだ。
お料理
刺し盛り
「ハラミ刺し」は肉の旨味をダイレクトに感じることができる。脂が少ないだけに、生で食べてもしつこくない。口の体温で脂が溶け出してきた瞬間の幸福感たるや。
刺身盛り合わせは通常メニューには無く、ワガママに対応していただいた。「タン刺し」、「馬刺し」が安定の旨さ。刻みわさび、柚子胡椒、醤油と、多彩な調味料を組み合わせて自分なりの楽しみ方を見つけると良い。
上炙りネギタン
ピンクに輝いて見えるほど新鮮だから片面焼くだけでOKだ。乗せたネギを落とさないように巻いてレモンで頂く。薄切りにも関わらず脂がしっかり乗っていて、とろけるような食感を味わうことができる。
マンゴータン&ワニタン
約1センチ分厚くてもマンゴーのように鹿の子切りされているから食べやすい。レモンと岩塩を付けるとオツ。ネギタンとはまた違った旨味を体感できる。
右は名前の通りワニの舌で、「少し油の多い鶏肉」というイメージ。高タンパク低カロリーで女性客に人気があるそうだ。興味本位で頼んだものの満足できる一品だった。
特選ハネシタステーキ
「ザブトン」とも呼ばれる肩ロースの内側の部位で、牛肉のなかでもトップクラスの霜降りを誇る。雪のようにまぶされた塩と綺麗で整ったサシが美しい。塩orワサビが基本だが、大根おろしや青紫蘇と合わせても美味しいそうだ。
上ハラミ
ハラミの中でもどちらといえば脂少なめで、ヘルシーな仕上がり。クセのない旨味とタレが絶妙に絡み合ってうまい。白飯と合わせても良いだろう。
ツラミ
よく動かす「頬っぺ」の部位で、コリコリした歯ごたえがクセになる。こちらはタレ一択。ご飯🍚にバウンドさせて食べれば敵なしの幸福感を味わうことができる。
メニュー数が非常に多くて今回掲載できたのはほんのごく一部。お肉はもちろん、一品料理からシメまで本当に多彩だ。
予算
💰¥14,000💰(2人あたり)
A5のヘレステーキ100gを¥1,600という破格の安さで出したりハイボールを¥150にしちゃったりと、こちらが心配するほどの低価格を貫いている。都内で同ランクの焼肉屋に行けば1万円は軽く超える。
食材
宮崎牛、佐賀牛、熊本の和王、近江牛など、全国各地の和牛の中でも最高等級のお肉しか扱わない。その強いこだわりは、そのままお客の満足度に変わっていく。
紹介した「ワニタン」や、トリュフ風味のTKGなど和牛以外にも隅々までこだわり、お客様に喜んでもらうためだけに考えられた食材を提供してくれる。
感想
「高くて美味いなんて当たり前ですから!その分、朝までやってます!」。
そう、焼肉屋では異例の朝5時まで営業だ(平日のみ)。常に新メニューが開発されていたり、SNSを積極的に利用して集客にも力を入れている。1度や2度の来店ではその魅力を感じきることはできない。
「お客様に喜んでもらうためなら何でもやりますよ」と真顔で話す店主の熱が込もったサービスを、あなたも体験してみてください。
焼肉たまき (焼肉 / 中崎町駅、天神橋筋六丁目駅、天満駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3
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