「美味しい」か「めちゃくちゃ美味しい」か~運営社のブログNo.7

 


「美味しい」か「めちゃくちゃ美味しい」か

話題のお店に行くと、「美味しかった?」という会話が友人間で必ず生まれる。最高に美味しければ「最高でした!」と言い切るし、物足りない点があれば「もうちょっと○○○…」と正直に言う。ウソを付けば信頼を失うだけだから。

 

しかし、後者の感想には必ず「美味しかったけど、」と付ける。批判したくない思いがあるのではなく、事実だ。美味しいという口コミがあり、人気もあるお店が「美味しくない」なんてことはない。一定のラインは必ず超えていて、あとは「好み」によって感想が変わる。

 

例えば食べログ4点台の名店があったとして、一方が「やばい。感動した」と言い、もう片方が「美味しかったけど、もうちょっと味が濃い方が…」という場合は当然、ある。好みが違うから。

 

しかし、お店の評価を聞くときに「美味しい」か「美味しくないか」という2択の意見を求める人が多いから、「美味しかったけど…」と言えば「本当は違うけど気を遣っているな」と解釈されるパターンが結構ある。だから、ウソを付く人が多いのだ。必要のない気遣いで。

 

この流れは少しづつでも良いから変えていかなくてはならない、と思っている。誰かが「美味しい」と言った料理が「不味い」なんてことはあり得ない。

 

 

だから私は

「美味しい」「美味しくない」

の二択ではなく

「美味しい」「めちゃくちゃ美味しい」

という二択で意見、感想を述べていく。そして、その考え方をグルメ仲間や友人に広めていく。

 

 

飲食店レビューサイトには、作り手側への配慮が感じられない発信が少なくありません。正直に感想を述べることは当たり前ですが、明らかに、お店への嫌がらせのような発信をしている人がいる。

 

そういった意見がネットに広がってしまうと、お店へのリスペクトが薄れていき、食文化の進展に水を差しかねない。そう思うから、ブログで書きました。軽微でも、そういった流れを変えられるような発信をしていこうと思う。

 

それが当たり前になれば、「美味しかったけど…、○○だった」という意見が言いやすくなり、質の高い情報共有ができ、いずれは食文化の発展という大きな動きを加速させられると思う。

 

「美味しい」か「めちゃくちゃ美味しい」か。

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