今年1月に焼肉ブロガーとしてTV出演してからというもの、狂ったように焼肉店だけを食べ歩くようになったぼくですが、さいきんおいしくてコスパのいいお寿司屋さんと出会ったのでブログにしたいと思います。その名も『鮨のかぜ』。
最寄り駅は中崎町。とはいえ中津や梅田からでも歩いて15分ほどで行ける都心に近い立地です。大阪の都心界隈でおいしいお寿司を食べるとなるとお酒込みで1万円オーバーは当たり前。予約困難店となると2万もしくは3万の大台まで見えてくるもの。そんななかここ『鮨のかぜ』は1人一万円以内でおいしいお寿司においしい海鮮料理においしいお酒を堪能できます。レビューいきましょう。
中崎町駅 徒歩5分
想定予算¥5,000〜¥10,000
定休日:不定休、18:00〜
お席:25席(カウンター、テーブル、個室)
中崎町に吹いた寿司という名の新しい風
「あ、最近できたお店なんだな」と一眼でわかる、塗装したてでキレイな外観が特徴的です。飲食店が入居しているビルの一階にかまえています。シックな黒基調のデザインが目を引きますね。
入ってすぐ右手L字カウンター、左奥にテーブル、そのさらに奥?に完全個室があるようです。お寿司やさんで個室って貴重ですよね。あったとしても超高級店だけな気がします。6人まで入れるそうなのでまた別の日に使ってみたい。
小ぶりながら洗練された海の幸
直前まで生きていたかのような、「高鮮度」という言葉では表せないような、ピチピチの生しらすからスタートです。「どうだ。うまいだろう」と言わんばかりに口の中を席巻するさまは晩餐の号砲にピッタリ。うまいっす。
こちらの料理が何なのか一眼でわかるひとは相当な食通だと思います。ぼくもわかりませんでした。これは『鯨のさえずり』。ん?さえずり?喉のお肉かなんか?と思って大将に聞いてみると「鯨の舌ですね。いわゆるタンです」と。はじめて対峙する食材をまえに期待と不安が交差していましたが、口に入れた瞬間に不安は吹き飛んでいきました。新食感。新旨味。最高でした。
繊細で大胆な握りたち
7月初旬といえばそう、新子がおいしい季節です。正直ビックリするほど小さい。にもかかわらず物足りない印象を全く受けなかったのにはどんなカラクリが隠されているのでしょうか。わからない。とにかく言えるのはめちゃくちゃうまいということです。
お次はハモの焼霜。「ハモが本当においしいのは秋」という説がさいきん浮上していますがやっぱり7月がいちばんだと思うんです。みなさんはどうですか。今回いただいた焼霜は「ふわっふわ」というスタンダードな感想がもれなく口から飛び出してしまう幸せな食感でした。うまかったあ。
最後に紹介するのは毛ガニのお寿司です。決して美しいとは言えない見た目ですが、口の中で暴れ回る旨味は上品で「美しい」と表現したくなりました。蟹味噌を絡めている?からなのか味に深みがありました。
都心とは思えないコストパフォーマンス
大好きな針中野のジビエ焼肉店『上田商店』の店主とご一緒し、なんとご馳走になったので詳しい値段はわかりません(すいません)。メニュー表を見る限りお寿司は1貫100円〜350円といったところ。ほかの料理を食べ、お酒を飲んだことを考えても、1万円を超えるパターンは想像できません。
近くのお店は?
『鮨のかぜ』から歩いていけるおいしいお店。
似ているお店は?
『鮨のかぜ』に似ているおいしいお店。
予約する
たまにはお寿司もいいですね。付近にお住まいの方、付近で働く方、いますぐ予約しちゃってください。
鮨のかぜ (寿司 / 中崎町駅、天神橋筋六丁目駅、大阪梅田駅(阪急))
夜総合点★★★☆☆ 3.9
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